大切な人の話を、
読める物語に。
写真は残ります。けれど、そこに誰がいて、なぜ大切だったのかは、誰かが聞かないかぎり残りません。
由緒は、その話をまだ聞けるうちに聞いて、一人分の記録に仕立てる仕事です。
下にスクロールすると、何を記録し、どう残すのかを、順にご説明します。
写真は、残ります。その意味も、残しませんか。
写真は残ります。けれど、そこに誰がいて、なぜ大切だったのかは、誰かが聞かないかぎり残りません。
由緒は、その話をまだ聞けるうちに聞いて、一人分の記録に仕立てる仕事です。
下にスクロールすると、何を記録し、どう残すのかを、順にご説明します。
消えるもの
写真が残すのは、写っているものだけです。誰が隣にいたのか、なぜその日だったのか、その人が何を大切にしていたのか。それは写真の外にあって、覚えている人の頭の中にしかありません。
その人がいなくなると、同時に消えます。多くの場合、一世代で消えます。
「名前のわからない三人が写った一枚」になってしまうのは、写真が失われたからではありません。説明できる人が、いなくなったからです。
由緒が急ぐ理由は、これだけです。
名前のない一枚
写真のほうは、きちんと残りました。残らなかったのは、誰が写っていて、なぜその日だったのかという説明のほうです。
由緒がするのは、まだ言える人がいるうちに、それを聞いて写真に添えておく仕事です。
かたち
ひとつ作って納品して終わり、ではありません。その人にひとつの記録があって、生きているあいだ、続いていきます。
生まれた日から始めても、いまの自分から始めても、これまでの歩みから始めても、行き着くのは同じ一つの記録です。入口が三つあるだけで、三つの商品ではありません。あとから章を足せます。買い直す必要はありません。
プロフィールではありません。名前、生まれ、関係、場所、仕事、覚えていること、覚え違い。その全部を抱えられる形にしてあります。
役割
ひとつの記録には、本人がいます。依頼した方、話を寄せた方、あとを受け継ぐ方が、それぞれ別の立場で関わります。同じ記録に対して、できることが違います。
お支払いになった方が、その人の人生を所有するわけではありません。寄せられた証言は、話した方のものです。本人は、自分の見せ方を決められます。
だから「アカウント」ではなく「記録と、その人たち」という形にしてあります。
節目
生まれた日、七五三、入学、卒業、二十歳、結婚、還暦、退職、法要。人生が区切られる日は、だいたい決まっています。その日に写真は増えます。説明は増えません。
由緒が関わるのは、その日が一人の章をつくるとき、記すとき、閉じるときです。人生と関係のない催しは対象にしていません。
急ぐ理由も同じです。節目は、本人にまだ聞ける最後の機会であることがあります。
記録とページ
ここは、できあがったものを読むための場所です。買っていただくのは、その下にある記録のほうです。
記録の中身は、人、関係、出来事、場所、証言、写真、出典、公開範囲、直した履歴。構造のあるデータです。見せ方はあとから変えられますし、いずれ別の作り手がつくることもできます。
きれいなページを作れる人は大勢います。あとに残るのは、その下にある記録のほうです。
二つの言葉
アーカイブは、残しておくほうです。写真、声、資料と、その背景。誰が語ったか、分からないことも含めて残します。非公開が基本です。
エディションは、そこから選んで仕立てた、読めるほうです。見せる範囲を確かめてからお渡しします。ウェブページは、その見せ方の一つにすぎません。
年齢が変わるだけで買い直すものではありません。新しい取材や制作には、その仕事に応じた費用がかかります。
手元に残るもの
どのプランにも、印刷した記録がひとつ付きます。命名書や小さなカードのように、電池もログインもいらないものです。最終確認のあとにお送りします。
理由は単純です。ページをお預かりするのは一年で、「永久に残ります」とは言えません。紙は、こちらが何をしていても家に残ります。
部数を増やす、素材を変える、節目ごとに作り足す。それぞれ、その仕事に応じた費用がかかります。
ひろがり
記録は一人分ですが、その人を覚えているのは本人だけではありません。親、子、友人、恩師、同僚、世話になった人。
由緒では、関係に意味があります。「フォロワー」ではなく、「この人は自分にとって何だったか」です。ほかの人から、思い出、写真、訂正、証言を受け取れます。受け取っても、自動では公開しません。
亡くなったあとに届くこともあります。人の意味は、その人が終わったあとも増えていきます。
ほかの方法と 1
四千枚入ったフォルダは、記録ではありません。残るのはファイルで、消えるのは「どれが大事で、なぜ大事だったのか」のほうです。容量は毎年安くなります。説明できる人は、増えません。
もうひとつあります。そのフォルダを開く鍵は、たいてい一人しか持っていません。パスワードを知らない家族にとって、そこにある四千枚は、最初から無いのと同じです。
相続されないものを、残ったとは言いません。
ほかの方法と 2
非公開アカウントでも、並ぶのは投稿した順です。投稿した瞬間のために作られているので、名前の由来も、祖母が覚えている朝のことも、流れていく投稿の一つになります。
それはアカウントであって、人ではありません。規約が変われば見え方が変わり、ログインが途切れれば終わります。「非公開」の選択肢も、ふつうはフォロワー全員か、ゼロかです。
由緒にはフォロワーも、おすすめも、順位もありません。見られるための場所ではないからです。
ほかの方法と 3
本当にそう思います。ただ実際には、聞く相手がいて、質問があって、期日があるときにしか始まりません。「そのうち聞こう」と思っているあいだに、聞ける人がいなくなります。
由緒の仕事の大半は、保存ではなく、聞いて確かめることです。何を聞くか、誰に聞くか、食い違ったときに調べにいくこと、年表を組み直すこと、読める文章にすること。文章が苦手でも大丈夫です。短く答えていただければ、こちらで整え、公開前にご家族に確かめていただきます。
紙のアルバムのほうが安心なら、それで構いません。由緒も、手元に残る紙の命名書を一緒にお渡しします。
ご利用の流れ
誰の物語か、いまなぜ残したいか。四つの短い質問から始めます。写真はまだ必要ありません。
制作する範囲と総額を、お支払いの前にお見せします。ここで見送っていただいても構いません。
お支払いのあと、専用のページで写真とその背景をお預かりします。短い答えで大丈夫です。こちらで整えます。
内容と公開範囲をご家族に確かめていただいてから、合意した作品をお渡しします。標準プランの修正は二回までです。
依頼
預かった材料を整理し、写っている人を特定し、必要なことを聞き、聞き取りをし、年表を組み直し、食い違いを確かめ、残すものを選び、文章にし、出典を残し、公開範囲と引き継ぎまで設定します。
お支払いいただくのは、保存容量ではなく、終わった仕事に対してです。
制作は49,800円から。「写真アプリで一日あればできる」なら、頼む必要はありません。何十年分も散らばっていて、誰にも時間も手順もなくて、事情を知っている人が年をとっていく。頼む理由はそちらです。
約束
公開するかどうか、誰に見せるかは、そのつど決められますし、あとから変えられます。
中は豊かに、外は慎重に。中には何千枚でも入れられますが、外に出るのは選んだ分だけです。見せない相手の端末には、元のファイルを送りません。公開範囲は一枚ごとに持てます。
記録されるご本人の意思を、お支払いになる方の意思より先に置きます。本人が入れたくないと言ったものは、入りません。
約束できないこと
現在のプランでお預かりするのは一年間です。「永久に残ります」とは言いません。その後は、継続のご相談になります。
広告のための追跡はしません。ご家族の情報を売りません。削除のご依頼は、いつでも受け付けます。
公開範囲は一枚ごとに決められますが、いまはご連絡をいただいて、こちらで切り替えています。ご自身で操作していただく画面は、これからです。
制作を始める前なら、お支払い済みの金額を全額お返しします。始めたあとは個別の制作のため、返金はできません。
言えないことを言わないほうが、長く続けられると考えています。
よくあるご質問
大丈夫です。短い言葉でお聞きして、こちらで整えます。決まった形式はありません。うまく書こうとしなくて構いません。
お問い合わせの段階では写真をお預かりしません。制作に必要になったあとで、必要な分だけお預かりします。広告のための追跡はせず、ご家族の情報を売ることもありません。
必要な材料がそろってから、七から十四営業日を目安に、最初の確認用ページをお渡しします。印刷物は最終確認のあとに発送します。
はい。非公開が基本で、URLを知るご家族に共有できます。必要ならパスワードも選べます。検索に出すことは初期設定ではありません。
はい。贈り主がお支払いになり、記録される本人に参加と公開範囲を確認します。お子さまの記録は、保護者の方と進めます。
制作を始める前なら、お支払い済みの金額を全額お返しします。始めたあとは個別の制作のため、返金はできません。この境界は、お支払いの前にお伝えします。
写真はまだ要りません。答えを見てから、進むかどうかを決められます。
制作 49,800円から。お話を伺うところから、ページの制作、印刷した記録ひとつ、一年間のお預かりまで含みます。非公開が基本で、誰に見せるかはいつでも決め直せます。
ご相談
数日以内にお返事します。写真や個人資料は、まだ必要ありません。